ボードゲーム歴20年。大学でドイツゲーム研究会設立。日本ボードゲーム大賞選考協力経験あり。
相沢 遼介の記事 (11)
テラフォーミングマーズ レビュー|ルールと初心者の勝ち方
テラフォーミング・マーズは、2016年に登場したカード駆動型のエンジンビルドであり、1〜5人、90〜120分で遊べる重量級ユーロの定番です。重量級ユーロゲームを数百戦してきた筆者が初めて卓に出したときも、最初の一手の重さに戸惑いながら、その後の噛み合いの気持ちよさに一気に引き込まれました。
アズール レビュー|ルールとシリーズ5作の違い
『アズール』は、ミヒャエル・キースリングが手がけ、2018年にドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞をダブル受賞したタイル配置ゲームである。2〜4人・30〜45分という手軽さながら、工房展示ボードから1色のタイルをまとめ取りするたびに、図案ラインと床ラインの取捨選択が突きつけられ、
アーク・ノヴァvsブラス:バーミンガム|重ゲー入門はどっち
アーク・ノヴァとブラス:バーミンガムは、BGGランキングの最上位圏に並ぶ重量級ユーロである。ブラス:バーミンガムが2023年2月に長期首位のグルームヘイヴンを抜いて1位に立ち、アーク・ノヴァも3位まで上がったという実績だけを見ると、どちらも「重ゲーの名作」で片づけたくなります。
ウイングスパン徹底レビュー|鳥エンジンビルドと拡張3種
ウイングスパンは、鳥愛好家となって野鳥を集め、得点が増える仕組みを自分で組み上げる中量級の拡大再生産ゲームである。1〜5人・40〜70分・10歳以上で遊べ、2019年のドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門と2020年のゴールデンギーク賞をダブル受賞した実力は、レビューの土台としてまず押さえておきたい。
トリックテイキング入門|仕組みと初心者向け名作5選
トリックテイキングは、手札を1枚ずつ出し合って最も強い札を取った人がその小さな勝負を拾っていくカードゲームで、トリテとも呼ばれます。大富豪やUNOが遊べるなら入口はもう掴めていて、そこに「同じ色があれば同じ色を出す」というマストフォローが加わるだけで、ルールの骨格はぐっと見えやすくなるのです。
宝石の煌き(スプレンダー)レビュー|ルール・拡張・攻略
宝石の煌きは、ルネサンス期の宝石商となって発展カードを買い集め、威信点15点を最初に取った人が勝つ2〜4人用のエンジンビルド系ボードゲームです。買ったカードの色ボーナスが恒久割引になるため、後半ほど宝石を払わずにカードを買えるようになり、「買い物効率=勝率」という一本の軸で全体がつながっています。
宝石の煌き:デュエル レビュー|無印との違いと選び方
『宝石の煌き:デュエル』は、2022年に登場した『宝石の煌き』の2人専用リメイクで、2人で腰を据えて対戦するならこちら、3〜4人でも遊びたいなら無印、という選び方がまずははっきりしています。
カタン初期配置と序盤の勝ち方
カタンは、3〜4人で60分前後かけて交渉と開拓を進め、勝利点10点を最初に集めたプレイヤーが勝つボードゲームです。初期配置の時点で勝敗の大半が見えており、序盤は「6点まで詰まらず伸ばす」形を先に作れるかで流れが決まります。
ドイツ年間ゲーム大賞とは?歴代受賞作と選び方の指標
ドイツ年間ゲーム大賞とは、1979年に創設された、世界でもっとも権威のあるボードゲーム賞である。ボードゲームの箱や通販ページで目にする赤いポーンのロゴはその証で、まずはこの賞が何者で、なぜ初心者向けの指標として信頼されるのかを押さえたい。
ドミニオン拡張のおすすめ購入順|次に買う1箱
ドミニオンは、基本セットに王国カード25種を収録したデッキ構築ゲームで、遊び込むほど「次にどの拡張を買うべきか」がはっきり悩みになる作品です。拡張は10種類以上あり、難易度や価格、新要素の重さがそろっていないため、最初の1箱を間違えると操作が複雑になり、家族や友人が離れやすくなります。
陣取りボードゲーム入門|エリアマジョリティ名作7選
エリアマジョリティは、盤面の各エリアにコマを置き、その数の多さで領地を奪い合う陣取りの基本メカニクスである。最多配置者が最大点を取り、2位以下は半減か0点になる順位制の得点が核心で、決算のタイミングも終了時一括、ラウンドごと、特定トリガー時と分かれるため、どの時点で上位にいるかが勝敗を左右します。